近年、仮想通貨(暗号通貨・暗号資産)はビットコインやイーサリアムの価格上昇により、一般にも認知されるようになってきました。
この記事を読んでいる方々にも、仮想通貨を決済手段や資産として運用している方も多いのではないでしょうか。
しかし、仮想通貨はその決済のしやすさやインターネット上での通貨であることから、詐欺(スキャム・SCAM)のターゲットになりやすいといった特徴があります。
本記事では、
- 仮想通貨の詐欺はどのようなケースがあるのか
- 仮想通貨の資産を守るための方法
について簡単に解説します。事前に詐欺を防ぐためにも、基礎知識を備えておきましょう。
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仮想通貨・暗号資産詐欺に注意!具体的な例を紹介
仮想通貨の詐欺やその手口には、どのようなケースがあるのでしょうか。具体的な事例と手口、対策を紹介します。
偽のギブアウェイ・エアドロップキャンペーン
エアドロに必須なもの
・イーサリアムアドレス(MEWおすすめ)https://t.co/BoCVInbQ0E
・テレグラム
・メールアドレス(エアドロ用のやつ作ることを推奨)※1 秘密鍵を提示されるやつは詐欺。絶対に秘密鍵は入力NG
※2 寄付必須も詐欺案件です。TX入力必須の場合は「0」と入力したらOK— エアドロップおじさん@仮想通貨airdrop (@eadoroojisan) January 30, 2018
概要
実際にギブアウェイ・キャンペーンをすることはなく、ウォレットを接続させるなどして仮想通貨を盗む詐欺です。
高額な仮想通貨のギブアウェイやエアドロップを装い、受け取り用のウォレットの秘密鍵を入力させます。
また、NFTのエアドロップを介してユーザーを偽サイトに誘導させ、被害を受けるケースもあるそうです。
手口
- 高額のエアドロップやギブアウェイでユーザーを注目させ、ウォレットを接続させたり秘密鍵を聞き出します。
- 偽のNFT(実際は勝ちのない画像)を高額で売りつけたりします。
対策
- URLの確認: キャンペーンが公式のものか見極める必要があります。
- 秘密鍵やパスワードを聞いてくるサービスは論外です。
- 知らないNFTがエアドロップされていても触らないようにしましょう。
仮想通貨のフィッシング詐欺
概要
フィッシング詐欺は、公式アプリやサービスになりすまして、ユーザーの個人情報や仮想通貨ウォレットのパスワードなどを引き出そうとする詐欺です。
最近では、偽のリンクを含むメールやDMだけではなく、インフルエンサーからのインタビューを装って怪しげなアプリをインストールさせ、パスワードを抜くケースもあるそうです。
皆様SUIの偽物のモバイルwalletが横行しているようです💦
誤ってダウンロードして送金、資金を抜かれた人が何人もいるようです。
何個かあるとか、、、
— クリプト研究員しずく (@suisuisuigirl) April 6, 2024
GooglePlayストアのロニンウォレットはフェイク!! https://t.co/9zHRs0vIIs
— 🎮 dAppsMarket | ダプマ – NFT * Blockchain Gaming (@dapps_market) August 2, 2021
手口
- 偽のウェブサイト: 正規の取引所やウォレットサービスにそっくりな偽のウェブサイトを作成し、ユーザーにログイン情報を入力させます。
- 偽のメール: 正規のサービスを装ったメールを送り、リンクをクリックさせて偽のログインページに誘導します。
- 偽のアプリ: 仮想通貨ウォレットなどの公式アプリを装い、実際のウォレットのパスワードを抜き取ります。
対策
- URLの確認: サイトのURLをよく確認し、公式サイトと一致するか確認しましょう。重要な情報を運営が聞くことはありません。
- メールの送信元確認: メールアドレスをチェックし、不審なものは開かないように注意しましょう。
- ブックマーク: 公式サイトをブックマークに登録し、そこからアクセスするように心がけましょう。
- 怪しげなDMを開いたり、怪しげなアプリをインストールしたりしないようにしましょう。
仮想通貨のポンジスキーム
概要
ポンジスキームとは、新規投資家からの資金を使って、既存の投資家に利益を分配する詐欺です。
詐欺師は「仮想通貨は必ず上昇する」というような高い利益を約束し、多くの人々の注目を集めますが、最終的には資金が尽きて多くのユーザーが損失を被ることになります。
インフルエンサーが紹介しているからといって、必ず価値があがる仮想通貨とは限りません。
前の仮想通貨のポンジで騙された知り合いが、また騙されててワロタ。
これに500万入れてるらしい。
画面上は一日7ドルくらいテザーで増えてるけど、いきなりポイントに変換されて増額してくれみたいな状況らしい。
何か、カジノで7連敗しても会社が補填してくれるから実質負けないらしいw
アホかw pic.twitter.com/xvG8zsxmA1
— くままんまん🐻(競馬8/20引退) (@kuma3man) May 28, 2023
手口
- 高い利益・利率を約束: 「毎月20%の利回り」など、現実的でない高い利益率をもとに宣伝し、ユーザーにお金を投資させます。
- 継続的な勧誘: ユーザーに新しいユーザーを紹介させ、ねずみ講やマルチ商法のように勧誘します。
対策
- 高すぎる利益や利率に注意: 高い利益をうたう仮想通貨プロジェクトには注意しましょう。
- 背景チェック: 投資先のプロジェクトや、企業の情報を調べてみましょう。
- 専門家やSNSでの意見: 仮想通貨に詳しい人や、SNS上での評判をチェックしてみましょう。
仮想通貨のICO詐欺
概要
ICO(Initial Coin Offering)は、新しい仮想通貨プロジェクトが資金を調達するための方法です。
しかし、一部のICOは実際には存在しないプロジェクトや詐欺的なプロジェクトであり、対応する仮想通貨を購入させ資金を調達したあと、プロジェクトを閉じて資金を持ったまま逃げられるケースがあります。
ブロックチェーンゲーム(BCG)・NFT関連のゲームでも同様のICO詐欺があり、「ゲームをやるだけで仮想通貨が稼げる」などとうたい、ユーザーに資金を投入させ持ち逃げする詐欺も横行しています。
※すべてのNFTゲーム・ブロックチェーンゲーム(BCG)が詐欺というわけではありません。実際にSTEPNなど関連する仮想通貨に価値がついたケースもあります。
#EYEN をプレイして思った事。
スキャムではあったけど、よくある日本のBCGのようにアプリ自体にはラグや遅延、不具合が一切無かった。…— 🌾ねこしま🌾@DEA社を応援して夢を叶えるにゃんこの物語。DEA社は日本、そして世界を変える!? (@nekoshima_ch) December 3, 2023
【速報】Titanium BlockchainのCEOであるMichael Stolleryが2100万ドルのICO詐欺を行ったとして有罪を認めた。 https://t.co/J4Bm1O3wXV
— SOU⚡️仮想通貨 / ビットコイン (@SOU_BTC) July 26, 2022
手口
- 偽のホワイトペーパー: プロジェクトの詳細や更新予定を記載したホワイトペーパーを、あたかも信頼性があるかのように記載します。
- 偽のウェブサイト: 公式の仮想通貨プロジェクトサイトに似せた偽サイトを作成し、ユーザーを誘導し入金させます。
対策
- プロジェクトの確認: 仮想通貨プロジェクトの情報や過去の実績を確認しましょう。
- 仮想通貨コミュニティの評判: SNSなどの評判をチェックし、疑わしいプロジェクトは避けましょう。
仮想通貨詐欺から資産を守る方法とは?
保有している仮想通貨を詐欺から守るためにはどのように気をつけたら良いのでしょうか。「怪しいプロジェクトや投資には触らない」以外にも、抑えておくべき基本的な対策を紹介します。
取引所やウォレットの二段階認証を有効化する
取引所やウォレットは、自身の仮想通貨資産を保有するために必須です。パスワードや秘密鍵で管理されていますが、それだけではセキュリティが不十分です。
セキュリティ対策を高めるために「二段階認証 Two-factor Authentication」を導入しましょう。
Google Authenticator などが代表的な二段階認証のアプリです。オンラインカジノでも資産を保護するために二段階認証を導入しているサイトもあります。
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ウォレットのシードフレーズを厳重に保管する
メタマスク metamask などのプライベートウォレットを使って仮想通貨を保有しているユーザーも多いと思います。
Metamask に再ログインしたり別デバイスから使うときには、登録時に設定したシードフレーズ(シークレットリカバリーフレーズ)を入力する必要があります。
そのシードフレーズが流出してしまうと、誰でもそのウォレットにログインし資産を引き出すことができてしまいます。
シードフレーズ(シークレットリカバリーフレーズ)は厳重に保管するように心がけましょう。
情報収集と確認を怠らない
新しい仮想通貨のプロジェクトを宣伝する際、高額ギブアウェイやエアドロップは効果的ではあるものの、それが信頼に足るかどうかは別問題です。
プロジェクトのHP、公式アカウント、ホワイトペーパー、評判などを確認し、信用に足るかを慎重に判断する必要があります。
ユーザーの目を引きやすいキャッチーな宣伝には警戒するように心がけましょう。
普段使いのウォレットと資産保管用のウォレットを分ける
仮想通貨の取引以外にも、ウォレットはNFTを保管することも可能です。
怪しいプロジェクトにウォレットを接続してしまい、暗号資産やNFTを盗まれても最小の被害に留められるように、「ウォレットを分けておく」ことも対策のひとつです。
普段使いの送金用ウォレット以外に、資産・NFT保管用のウォレットを別に作っておきましょう。
2つめのウォレット自体は簡単に作成できるので、調べてみましょう。
仮想通貨詐欺から資産を守る方法まとめ
横行している仮想通貨詐欺から資産を守るために気をつけておくべきことと、具体的な詐欺事例について紹介しました。
仮想通貨オンラインカジノにも偽サイトがあるため、公式とアドレスが一致しているかどうか、安全性はどうかなどをチェックする必要があります。
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